自分で簡単にプログラムを作れちゃうAutomator、かゆいところに手が届いて便利ですよね。私もニコ生の枠取りからストリーマーの設定を自動で行うアクションを作ってしまいました。
先日大量のファイルを一気にリネームする必要が出てきたので、これはAutomatorの出番だ!とリネームのサービスを作ろうと考えて探してみました。
しかし…Googleで「Automator ファイル名 置換」を探してみても、連番を最後につけるか、あらかじめ決められた文字列から文字列への変換ばかりで、肝心の自由に置換する方法にはたどり着けませんでした。
…という事で「"自由に"置換」できるAutomatorサービスを作ってみました!
1. Automatorを新規作成
まずはAutomatorで新規作成から「サービス」を選択します。
2. なにを扱うのかを設定
受け取る選択項目を「ファイルまたはフォルダ」に、
検索対象を「すべてのアプリケーション」に設定します。
3. なにをするのかを設定
この時「渡された Finder 項目の名前を変更します。“Finder 項目をコピー”アクションを追加して、オリジナルを変更しないでコピーを変更するようにしますか?」と注意文が表示されますが、今回は「追加しない」を選択します。
「コピーしてから名前を変更する」場合は「追加」
「オリジナルのファイルを変更する」場合は「追加しない」を選択して下さい。
4. 置換の準備
名前を置換するには
「日付または時間を追加」を「テキストを置き換える」に変更します。
5. 自由に変更できるようにする
オプションを開き「ワークフロー実行時にこのアクションを表示」にチェックを入れます。
こうする事でサービスを実行する時にウィンドウが表示され、置換文字の設定ができるようになります。
4. 保存する
てきとうな名前(今回は「ファイルを置換」)でサービスを保存します。
これを使うには、名前を変更したいファイルを選択した状態で右クリック。
サービスから「ファイルを置換」を選択すると、名前を変更するウィンドウが表示されます。